ドライ&ブロー

髪が濡れたまま寝るのは厳禁!!

ドライ&ブロー

水気を取る

洗髪してトリートメントも終了、そうしたら次は髪の水気をしっかり切りましょう。 トリートメント前と同じようにまずは手で毛先の水をきります。水滴も落ち着いてきたら今度はタオルを使います。 乾いたタオルで頭皮を拭きますが、ただ拭くだけではなく頭皮をマッサージするように円を描いて、頭皮に程よい刺激を与えるように優しく根気良く、慈しむように頭皮をねっとりと乾かしていくのです。 ですが長髪だと頭皮を拭き終えても髪の毛のほとんどは濡れたままです。髪の毛はタオルで挟んで、タオルで水分を吸収するようにして水気を取ります。 このタオルを使ったタオルドライは甘くみられがちですが、その後に行うブローに繋がる大事な作業になるのでおろそかにはできません。 タオルで水分をしっかり取り除けば、髪を傷めやすいドライヤーを使ってのドライ時間を大幅に短縮できますので、 髪の毛を大切に思う若い女性や髪の毛を大切に思う年配の男性は特に気を使ってあげましょう。 ドライヤーは熱風を髪の毛に吹き付けることで乾燥させるマシーンですので、使えば使うほど熱に弱い毛髪は傷んでしまいます。 短時間で髪の毛を乾燥させるには便利なアイテムですが、その見返りとして美しいヘアを少しずつ失っていくことになるのです。 このドライヤーにかける時間を短く済ますためには、タオルドライであらかじめ髪の毛の水分を減らして乾燥しやすい状態にするのがベストということです。

再トリートメント

ある程度乾いてきたら本格的に髪の毛を乾かす前にもう一度、洗い流す必要の無いタイプのトリートメントを少しつけてみましょう。 これは少量でも絶大な効果を持つので、使ったことの無い人は一度だけでもいいので薬局などで購入して使ってみることをお勧めします。 薬局で見つからなかったらドラッグストアやコンビニ、サークルケーやローソン、ファミリーマートやセブンイレブンで探してみましょう。 それでもみつからないのであれば西友やアピタ、ピアゴやイオン、松坂屋や高島屋、西武やイトーヨーカドーを巡回してでも手に入れるべきアイテムです。 もしそれでも見つからない、でも諦められないのならパソコンを使いインターネットでネットショップを検索すれば通信販売で扱っているショップの1軒や2軒はすぐにみつかるでしょう。 パソコンがない人は美容院のスタッフに相談するという最終手段もあります。 洗い流す必要の無いタイプのトリートメントの扱いは、髪がまだ濡れているうちに乾燥してしまう前に手際よく使用するのが秘訣です。 普通のトリートメントと同じよう、指先に馴染ませてから手ぐしの要領で髪の毛に優しく塗りたくっていくのですが、やはり根元にはトリートメントが付かないよう、 中心から毛先にかけて伸ばしていきます。 当然傷んでいる部分は重点的に、指先で毛を摘んですり込むようにします。 また根元に近い部分に塗りすぎるとその部分の毛が柔軟になってしまい、髪が寝てしまいますのでヘアースタイルによっては注意しましょう。

ドライヤー

ドライヤーの基本的な使い方は中学生、高校生にもなればたいていの人は覚えるので、それほど難易度は高くないでしょうが、上手に使うにはそれ以上の応用も必要で、 その部分の技を知っているかどうかでドライヤー使いとしてのレベルも決まります。 ドライヤーの風をどこに当てるか、意のままに熱風を操ることができるかが重要になるので、ノズルの調整ができるようになることが一人前の証となります。 ノズルを調整して熱風の軌道を自在に変化させることが不可能だとしたら、狙った場所だけでなく余計な部分にまで熱風が当たるので、無駄に髪の毛を暖めてしまうことになり、 さらにはダメージを与えることにもなります。 ノズルを回転させてピンポイントで髪の毛に熱風を送れるよう、まずは修行することがオシャレなヘアスタイルへの近道になります。 ドライヤーの扱いで一番気にしなければならないポイントは、熱風の方向とその温度だろうということはみんなが理解しているでしょう。 でもドライヤーの構造について全て理解してやろうと、あらゆるパーツを丹念に調べてベストの使い方をマスターしよう、こんなケースではここを少しアレンジすればうまくいきそうだ、 と常に試行錯誤する勉強熱心な人は美容師くらいのもので、自宅の洗面所で鼻歌交じりにドライヤーを使うだけの人はノズルの調整なんかは興味を持たず、ただ漠然と髪を乾かすことだけを考えています。 必要な場所に必要なだけ、それ以外の熱風は極力抑えることができるようになれば、もう自分だけでなく人の髪を乾かす資格も有しているといえるほどにドライヤーの技術を習得していることになります。